この度、アーツ千代田 3331では、地域の歴史、文化、魅力を発信する企画展「アーツ千代田 3331 特別企画展『ときを渡る〜"山王さん"を支えた町の 150 年〜』」を開催致します。
江戸時代初期から大都市江戸の中心部を形成してきた千代田・中央地域は、当時も今も山王祭と神田祭で盛り上がりをみせています。なかでも日枝神社(山王権現)は江戸時代、徳川将軍家の産土神として、麹町・日本橋・京橋・銀座周辺(現在は番町も含む)を氏子町に持ち、隔年6月に山王祭を行ない、豪華な山車や附祭を出しました。両祭礼は「天下祭」と呼ばれ、町人の洗練された文化を武家や他の町々に表現する重要な場面であり、これをさまざまなかたちで支えたのが氏子町でした。本展示ではその伝統が明治維新後も首都東京に脈々と受け継がれていることに注目し、氏子町の歩んだ150年間の歴史や文化、街並みの変遷をたどってみたいと思います。
会期中は、トークやワークショップなど関連イベントも多数行いますので、あわせてぜひご参加ください。
名称:アーツ千代田 3331 特別企画展「ときを渡る〜"山王さん"を支えた町の150年〜」
会期:平成30年5月19日(土)〜6月10日(日)
時間:11:00-18:00
入場料:無料
休場日:会期中無休
会場:アーツ千代田 3331 1階104、ウッドデッキ
主催:アーツ千代田 3331
後援:千代田区、一般社団法人千代田区観光協会、社会福祉法人千代田区社会福祉協議会、麹町出張所地区連合町会
特別協力:日枝神社
協力:糀町惣町睦会、日枝山王祭下町連合
監修:滝口正哉(成城大学・立正大学 非常勤講師)、加藤紫識(和洋女子大学 特任教授)