手ぬぐいならではの絵柄や色の組み合わせについて考えてみましょう。このほか型紙、予算の「いろは」を伝授します。

手ぬぐいのデザインといえば、約33cm×90cmのサイズの中に色柄を当て込んでいくと考えますが、古くは“安く”、“多く”かつ“目印をはっきり”と作る事が重視されてきました。
作りたいけどお金はどのくらいかかるの？こんな柄を描いてみようと思うが、実現できるのか？
いざ作ってみようと思っても、何から考えたら良いかなかなかわかりません。
多くの手ぬぐい作りの指南をされてきた講師に、手ぬぐい作りに欠かせない「予算」「絵柄」「型紙」「色」についてお話し頂きます。
「ご職業は？」
「屋号は？」
「ご予算は？」
「どんなときに使いたい手ぬぐいですか？」
様々な条件や場面に合わせた柄と色の選択肢がある事に気づくでしょう。

本講座では、基礎知識を学び、「アーツ千代田 3331の六周年記念手ぬぐい」をお題に皆さんに手ぬぐいデザインにチャレンジして頂きます。次はあなたの手ぬぐいが注文できるかも！

竹内健次郎（たけうちけんじろう）

昭和18年（1943年）生まれ。ヤマタ商事株式会社代表取締役。昭和41年（1966年）に入社し、現在入社50年目を迎える。ヤマタ商事株式会社は、先代が千代田区岩本町にて木綿問屋として昭和25年（1950年）創業し、竹内健次郎氏が受け継いでいる。現在は、手ぬぐいの他、風呂敷、木綿生地、染色などを手がける。

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