観よう!山王祭の“いま”を知ろう!

各氏子町会の手ぬぐいと弓張り提灯が勢揃い!
手ぬぐいと提灯は祭に欠かせない小道具です。
そして、各町それぞれで作られており、個性が垣間見える代物です。
山王祭に参加する氏子町会の手ぬぐいが一同に揃うのは、本展示会場だけです。
江戸文化の名残を残す手ぬぐい柄、提灯の姿をお楽しみください。
※但し、一部提灯は祭に使われるため6/10-6/12は展示されません。

銀座親和会寄贈・日枝神社所蔵の獅子頭。黄金に輝く獅子頭一対が、会場内でお迎え。
神幸祭でも先頭に立つ獅子舞は、道を清める露払いの役割を担っています。
本展で展示される獅子頭は、布部分の全長が5m弱に及び、使用当時に雄大に待っていた姿を想像させます。
祭の先頭に立って人々の視線を集めた獅子舞の姿を、展示室の中央に配置します。

現代に生きる絵師の二人/岡田親氏(江戸町火消錦絵師)と木下栄三氏(画家・建築家)が描く山王祭。

木下栄三(きのしたえいぞう)
1950年名古屋生まれ。東京・神田に勤務するようになって既に40年近くになる。現在建築の設計を生業とし、合わせて画業も自身の生き方の一つとして続けている。さらに画業の一部として歴史や文化に親しみながらその遺産を記録し、絵として伝えることをライフワークとしている。ここ数年はその中でも特に「皇居と江戸城」に焦点を絞って、千代田、あるいは東京という都市との関連を眺め、その中から未来に向けた姿を考えることに興味を持って研究を続けている。

岡田親(おかだちかし)
明治時代初期から続く老舗の寿司屋「京すし」の4代目主人であり、「江戸町火消錦絵師」として高い評価を得ている。ジャズ・ベーシストの故レイ・ブラウン氏のCDジャケットや、直木賞作家・山本一力氏の『まとい大名』の表紙を手掛けるなど、各界の著名人にファンも多い。
幼少の頃、近所に住んでいた叔父の鳶頭の影響で町火消しに興味を持ち、高校生のころから錦絵の収集を開始。20代半ばから独学で錦絵を描き始め、現在までに1,800枚以上の作品を制作。

実際に使われている本物の底抜け屋台が出現。
実際に山王祭で使われる「麹町囃子」の底抜け屋台がお目見えします。
※但し、底抜け屋台は祭に使われるため6/4、6/10-6/12は展示されません。

展示会場で祭装束にあなたも変身!半纏に帯、手ぬぐいを結んで祭り気分に。

その他、いまを生きる山王祭を物語るアーカイブ展示など。

《神幸祭》

《連合宮入》

《下町連合渡御》