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天下祭と山王さん ~江戸っ子は、山車に絵巻に、木遣り唄~|アーツ千代田3331 特別企画展

江戸文字書家に習う文字

2014年6月22日(日)14:30-16:00
講師:橘右之吉(橘流寄席文字・江戸文字書家)
場所:ラウンジ|予約:要|料金:2,000円|定員:30名
*本イベントは定員に達したため、申込受付を終了致しました。何卒ご了承下さい。

相撲や寄席、提灯や千社札でお馴染みの「江戸文字」講座&実践ワークショップ!



講師に橘流寄席文字・江戸文字書家の橘右之吉(たちばな うのきち)氏をお招きし、伝統の江戸文字を書く体験ができる講座です。

「江戸文字」とは、相撲や寄席、提灯や千社札に使われる江戸時代につくられた文字の総称。「芝居文字」「寄席文字」「提灯文字」などさまざまな種類があり、使用される用途も異なります。

例えば、通称「勘亭流」といわれる「芝居文字」は、歌舞伎の看板などに使われ、「根岸流」といわれる「相撲字」は大相撲の番付に使われます。今回、江戸文字を教えて頂く橘右之吉氏が継承するのは通称「橘流」と呼ばれる「寄席文字」で、その名の通り寄席の看板や高座のめくりに用いられています。故・橘右近氏により昭和40年に統一・確立され、橘右之吉氏は故・橘右近氏の最後の直弟子です。(橘右之吉氏は、実はお土産として定番の千社札シールの発案者にして仕掛け人であり、神社や寺などで見かける「ミニ千社札」の考案者でもあります)

ワークショップでは、橘氏による江戸文字の解説と実演のあと、参加者は実際に筆を持ち、筆の腹をつかって書く独特の書き方や運筆を学び、お手本に習いながら江戸文字を書いてみます。縁起を担ぎお客様が一杯集まるようにと願いを込めて、紙の白い部分がなるべく少なくなるように太く勢い良く書かれる、本物の江戸文字書家の技術は圧巻!江戸文化の情緒を感じながら、江戸文字に挑戦してみませんか?解説・実演・実技と充実の内容です。

(ご自身で書いた文字はお持ち帰り頂けます)

橘右之吉(たちばな・うのきち)
1950年 東京生まれ
1965年 橘流寄席文字家元・橘右近師匠に師事し文字の習得に励む
1969年 正式な一門継承者として認められ「橘右之吉」の筆名を認可される
以来、国立劇場や国立演芸場などのポスターをはじめ、多くの筆耕に携わり、1975年に株式会社文字プロを設立。
2010年 オフィス兼工房であるUNOSを湯島天神前に構える。

従来の寄席、千社札、奉納額、招木、湯島天満宮、浅草鷲神社、柴又帝釈天などの伝統的な仕事に加え、浅草観光連盟、京都市観光協会、東都のれん会等の催事のタイトル筆耕とデザインから、書籍、CD、イベントタイトル、「大江戸温泉物語」をはじめ企業名や施設のロゴタイプまで多くの仕事を手がけている。

千社札 Night

6月15日(日)19:00-20:30
千社札 Night

解説講座有料要予約