関連イベント

天下祭と山王さん ~江戸っ子は、山車に絵巻に、木遣り唄~|アーツ千代田3331 特別企画展

「天下祭と山王さん」展覧会解説ツアー/監修者編

2014年5月25日(日)14:00-15:30
講師:滝口正哉(東京都公文書館専門員)
場所:メインギャラリー内|予約:要|料金:無料(ただし、展覧会入場料は必要です)|定員:30名
*本イベントは定員に達したため、申込受付を終了致しました。何卒ご了承下さい。

もっと知りたい!天下祭の歴史と江戸文化〜監修者による展示詳細解説〜



本展監修者・滝口正哉氏が各展示品を詳しく解説し、天下祭や江戸文化をより深く読み解いていく展覧会ツアーです。

地域の重要な祭礼行事であると同時に、江戸・東京の中心で行われる盛大な祭りとして芸能文化や人々の暮らし、地域形成に大きく関わってきた山王祭と神田祭。両祭が天下祭と謳われる理由や祭の成り立ち、変遷を遂げながらも受け継がれてきた祭の姿を、時代の流れとともにお伝え致します。

長さ約15メートルにも及ぶ「絵巻・山王祭礼之図 第一巻」や、江戸時代は山王祭で引かれていた高さ約2mの山車人形「辨財天」(現・茨城県石岡市金丸町所有)など、各展示品の解説やそれぞれの時代背景を知り、当時の様子を思い浮かべるのも楽しみ方のひとつ。内側からとらえて描かれた祭、外から見た祭など、さまざまな視点で描かれている天下祭の資料を見ながら、滝口氏が祭の歴史をわかりやすく解説します。

「千社札にみる江戸の社会」(同成社)、「江戸の社会と御免富─富くじ・寺社・庶民─」(岩田書院)など江戸の文化や社会に関する著書も持ち、文化財の調査指導員や東京都公文書館専門員も務める滝口氏だからこそ語ることのできる天下祭の魅力をぜひご堪能ください。

滝口正哉(たきぐち・まさや)
早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。立正大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。千代田区立日比谷図書文化館文化財調査指導員を経て、現在、東京都公文書館専門員。立正大学・駒澤大学非常勤講師。専門は近世都市史・文化史。 著書に『千社札にみる江戸の社会』(同成社)、『江戸の社会と御免富─富くじ・寺社・庶民─』(岩田書院)。論文に「町奉行所同心の犯人探索道中記―在方出役の実態と意義―」(西海賢二編『山岳信仰と村落社会』岩田書院)など。

千社札 Night

6月15日(日)19:00-20:30
千社札 Night

解説講座有料要予約